Phase9:恋愛・結婚について。

乳がんが分かり、じゃあこれから治療をして手術をして…という時、
恋愛をしている人は大きな悩みを抱えてしまうことになるでしょう。
「相手にどうやって言おう?」
「片胸なくなるって言ったら嫌われるかな?」
「結婚なんて出来ないよね、先が分からないんだから…」
とか沢山の思いが生まれると思います。
…上記に挙げたのは私が思ったことです。

実際に乳がんになって病気と闘わなくてはいけない時、
共に闘ってくれる相手がいてくれた方が心強いとは思います。
しかし、自分の病気を相手が受け入れてくれるかは分かりません。
だからこそ、相手に適切に伝えることが重要になります。
またこれは結婚している場合にも同様で、治療中や手術について…
そしてその後の生活についてもちゃんと相手と話さなければ誤解を招き、
結果的に結婚生活を続けることが難しくなる可能性だってあります。

私は自分が病気だと分かった時、相手に告げました。
「私、左胸を取ることになったの。多分気持ち悪いと思うよ…片胸ないんだから。
それにあとどのくらい生きていられるかすら分からない。それでもいいの?」と。
言い終わった後、彼は言いました。
「別にいいじゃん。胸が好きで一緒にいる訳じゃないし。それに生きていてくれればそれでいいよ。」
さらに手術を終えてしばらく経ったころ、
「再発とか転移とか不安なのは分かるけど、なったらまた治せばいいじゃん。
深月が生きていてくれればどんなに手術をして体が傷だらけになっても気にしないよ、俺。」
と言ってくれました。
その後も毎日電話で体調を気にしてくれています。

結局、恋愛にしても結婚にしても相手次第です。
そういう病気を患っている相手が嫌だというのなら、所詮それまでの相手ってことになります。

心が通じてさえいれば、病気は全く障害にならない。
その思いを皆さんにもちゃんと受け止めていただきたいと思います。