Message01:お友達が乳がんになってしまったら。

もしアナタのお友達が乳がんになってしまったら、恐らくアナタは困惑するでしょう。
「何と言えばいいんだろう…」とか、「どう言って励ましたら良いんだろう?」とか。
でもあえて患者の私が言える事。
「相手に合わせてください」その一言に尽きます。
患者さんがお友達に病気のコトを言うのは勇気がとても必要です。
「相手が引いてしまうのでは?」とか、「心配させてはいけない」とか。
でも何か思いがあって病気のコトを伝えてくるのだと思います。
患者さんも色々います。
同情されたくない方もいますし、同情して慰めて欲しくて励まして欲しい人もいます。
だからこそ、相手に合わせるしかないのが現実。
ただし無理に聞きだそうとしても逆効果になります。
そんな時は患者さんに聞いてください。
「私に何をして欲しいと思う?」と。

そして逆に言って欲しくない言葉。
「私、アナタの気持ち分かる」
とても嫌な言い方をしますが、病気になっていない人には分からない事もあります。
温存だったとしても、乳房にメスを入れることがどれだけ怖いか…全摘出だったらなおさらです。
さらにその後の治療のことや再発や転移のことまで考えたら、患者さんからすれば不安な事ばかり。
最終的には自分が決め、自分が闘わなくてはいけない事なのですが、
だからこそ単なる慰めの意味だけで「分かる」という単語を使われると…とても辛いです。
分からなくて当たり前なんですよ、実際。
逆に患者さん自身が一番分かっているのだと思います。

そっと寄り添ってください。
見守ってください。
時に励ましてください。
それが何よりも安らぎにつながります。

もしアナタに時間や精神的な余裕があるのならば、少しだけ乳がんについて知ってください。
そして闘っているお友達に対して何が出来るかを考えてみてください。
決して無理をする必要はありません。
ただ自分に無理なく何が出来るか?を考えてください。

それだけで…患者さんは救われると思うのです。